大勢の尊い犠牲の上

 戦争被害者、大勢の尊い犠牲の上に成り立っている今の日本の平和をしっかりと考えてもらえたらと思います。さ俳優の皆さん、そしてはじめスタッフの皆さんにより、このような映画が出来て、父戦争被害者栄も喜んでいると思います。今日は素晴らしい一日となりました。

 日本の描写は、日本のスタッフが、アメリカの描写はアメリカのスタッフが撮りました。このような2つの組み合わせは、自分としても初めての経験でした。日本とアメリカ2つの視点から描いた映画が、皆さんにどう見ていただけるか、期待と不安が半々です。2時間8分の映画です。

 沖縄から始まった、この戦争を伝えるキャンペーンで、様々な場所を巡らせていただきました。そこで感じたことは、それぞれの場所で起こった戦争の傷跡、事実が今でも存在しているということです。ありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。

 今回のこのような機会がなかったら、知ることがなかったであろう想いに触れて、改めて戦争という言葉だけで戦争を理解しているつもりになってはいけないなと思いました。この作品は、かつて日本人が経験した辛い歴史を描いてはいますが、それだけを主張する映画ではありません。

 歴史を振り返ることで、未来に希望を見出せる作品になっています。2時間8分、是非ご覧下さい。とそれぞれ語って、名古屋での太平洋戦争を伝えるキャンペーンを締めました。全国9地区で作られた想いのこもった折り鶴、合計8000羽を持って、いよいよさん、がサイパンへ飛び立ちます。

 日本とアメリカ、双方の視点で描かれた第二次世界大戦というでは、たった47人で敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜き、最後には敵であるはずのアメリカ軍から称賛を得た、日本軍大尉-戦争被害者栄の真実の物語が描かれています。

この記事は映画「太平洋の奇跡」http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/から一部引用しております。

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